2024/07/29 16:10


〜前回のブログのつづき〜


私が子育てデビューしたのは2012年。


仙台出身で→東京でお仕事&結婚し→熊本へ引っ越してきてまだ2年目だった私にとって、ほとんど人間関係のないなかでの長女の子育ては、とても孤独で不安なスタートでした。


出産という大きな出来事を乗り越えてホッとしたのもつかの間

近所の人たちのお顔もイマイチわからないことに気づき、丸一日娘と二人きり。


これからどうやって子育て情報を得ていけば良いのかもわからず、途方に暮れていたのを思い出します。


いつの間にか「今日をどう過ごそうか…この子は私といて楽しいんだろうか…」そんなことをぐるぐる考えていました。


そんな育児迷子になりかけていた日々がある日ガラリと変わったのが「子育て支援センター」の存在🥹✨


一歩踏み出した途端に世界がぐんと広がって、色んなイベントにも参加したり、お話を聞く機会があったり、なにより熊本で私自身の大切な人間関係が初めてできたのも支援センターでした😌


ちょっと退屈なときや、イライラモヤモヤしたとき、ふらっといつでも行けるとてもありがたい場所でした🙏✨


あのときの戦友たち(と呼んでいる)とは今でも繫がっていて、素晴らしい思い出を共有できている大切な縁だなと思います。


私の幼少期はご近所の色んな世代に囲まれて、お互いに子どもたちが行き来していたり、親たちはその横でわぃわぃお茶していたり、とても賑やかなものでした。


母の話だと、私は2歳半でひとりで近所に遊びに出ていたそうです😂

常に「誰かが必ず見ている」という安心感があって、今思うととても恵まれた環境でした。

そういえば、弟が怪我をしたときに母から「〇〇さんちのおばあちゃんにちょっと聞いてきて!」と言われて走った記憶もあるなぁ。


でも今の時代、そもそも子育て家庭が少なかったり、ご近所同士の顔すらわからない状況。


こんなに情報で溢れているのに、一番必要な「拠り所」を見つけるのがすごく難しいということを、長女を産んでから痛烈に感じました。

そして危機感さえ感じていました。


どんなに世の中に便利なツールができても、これからどんなにAIの力を借りれたとしても、「子育て」という超アナログな使命を果たすパパママたち。


やっぱり、直接人に会って話したり吐き出したり、仲間を作ったり、そういう空間って本当に必要だな…と、どう考えても思うのです。



今も昔もみーんな同じようなことで悩んだり不安になったりしているのに、子育てが「孤育て」になってしまった途端、こんなの自分だけなんじゃないか😰って、本当に孤独になってしまうんですよね💦

ずっとずっと太鼓の大昔、ママ達は輪になって過ごして、お互いの子の相手をしたり授乳まで代わったりして(!)みんなで助け合いながら子育てをしていたそうです。

それが人間本来の姿。

だから、思い立ったそのときに駆け込める場所って、ないほうが不自然だと思うのです。


フェルト絵本というひとつのツールを通して、なにかの形でパパママが安心できる場を作れないか。それをずっと考えていました。


そんな想いを持ってチクチク制作していたところに舞い込んできたありがたいお話。

遡ると、忘れもしない2022年の12月。
私と同じ想いを持った絵本屋さんが突然熊本市内のオークス通りに現れて!

そこからワークショップをさせていただくことになり、オーナーの山田さんに私のヴィジョンを聞いていただいている中でこういった流れとなり。

8月からの絵本屋Hottoという場で、私たち自身も楽しみながら、さらに「ほっ💓」っとできる空間づくりをしていけたらいいな…と思います。


子育てに関して特別な資格やずば抜けた知識があるわけではないけれど、訪れる方たちが心地よく安心できるような、そんな空間にしていけたらと思います😊


長くなりましたが、こんないきさつで、8月から素晴らしいスタッフたちと共に店頭でお待ちしております😉🍀

お店はオムツ替えや授乳ができる個室もありますので、お子様連れでの街中へのお出かけ、安心して出てきてくださいね〜🎵

お読みいただきありがとうございました💐